エンディングノートを残す意味

エンディングノートとは

エンディングノートとは、自分らしく生きそして逝くためのものです。

エンディングノートはそれを記す自分自身のため、また大切な方のための記録ということができるでしょう。 エンディングノートを作ることによって今の自分自身の考えを整理し、またもしものときには自分自身のメッセージとして残すことができます。 残された方があなたの意思を尊重しやすいようにと、エンディングノートにはそのような目的も期待できるのです。 またライフプランと合わせて作成することにより、自分自身をみつめなおし経済的な安心と現状の把握ができます。 遺言書と同じようなものと思っている方もいますが、遺言書とエンディングノートでは記入する内容の広さに大きな違いがあります。 エンデイングノートには自分自身のメッセージとしての自由さがあり、また死亡時だけでなく生存時も対象にしています。 そして財産分割などの法的な効果を期待することは出来ませんので、相続に関することはエンディングノートではなく遺言書がいいでしょう。 ですが遺言書には法的効果がある分、手続きも厳格に決められています。 遺言書の場合は司法書士など、専門家の力を借りましょう。 細かく指定しなかったり残す方々にあまりに強制したくない方などには、エンディングノートで本人の希望として記しておくのもよいかもしれません。 あまり深く考えずに気楽に現在の考えや気持ち、経済状況を書き記し、日々の変化によって書き直していけばいいのではないでしょうか。 エンディングノートは遺言書と違って自由に書くことが出来るので、あまり難しく考えないで書き始めてみましょう。 相続のことが心配な方は、生前に手続きしておくこともできます。生前に贈与しておくことで節税になる場合もあります。